Gallery ANDOH Diary

ギャラリー日記|ギャラリーあんどう

Archive for 4月, 2016

酒本敬子 絵画展

茅葺き民家の画家として、ファンも多い酒本敬子さん。2年振り、8回目の展覧会です。

ギャラリーあんどう「酒本敬子 絵画展2016」

今展では、馴染み深い茅葺き屋根の風景はもちろん、

新たに、“ツタンカーメン”をテーマとした作品群も加わりました。


会場に入り、まず目を引くのが、やはり茅葺きの里山風景「残雪の白川郷」。120号の大作です。

ギャラリーあんどう「酒本敬子 絵画展2016」

それを囲むように、四季折々の里山の風景や、静物、人物画が並びます。

酒本さんの細やかな筆致と絵具の重なりから、里山に溢れるように茂る木々の葉、

野に咲く花、降り積もる雪景色が、立体的な像として目に入ってきます。

ひとつひとつの作品の前に立ちながら、それぞれの季節の風景を思い浮かべるのも、また楽しいです。


そして、今展で初めて出展されたシリーズ、こちらも注目です!

20歳の美校生の頃に目にした「ツタンカーメン展」の感動を、50年の時を越えて再び呼び起こされた作品群。

ツタンカーメン像から始まり、ピラミッド、古代エジプトの壁画を彷彿とさせるような作品まで、15点の作品が揃います。

ギャラリーあんどう「酒本敬子 絵画展2016」


驚かされるのが、20歳の時に描かれた作品も、並べて展示してあること。でも、それだけではないのです。

本当は、「来てのお楽しみ♪」と言いたいところですが・・・種明かししてしまいます(^^)

酒本さんがお召しになっている洋服・・・会場内の絵と、よーく見比べてください!

ギャラリーあんどう「酒本敬子 絵画展2016」

こちら、20歳当時に、ツタンカーメン展から得られたインスピレーションで、酒本さんがデザインされた洋服なのだそうですが・・・。

そう、同じなんです。

ギャラリーあんどう「酒本敬子 絵画展2016」

型から染めから、ご自身でこなされ、製作されたそうです。それもスゴイ!

当時は着られることはなく、50年経った今、初めて袖を通されたそうです。

会期中は“思い切って”そのワンピースに身を包み、皆さまをお迎えされるそうです。

お話も楽しい酒本敬子さん。ぜひお出掛けください。

酒本敬子 絵画展
2016/4/28(木)~5/2(月)
AM10:00~PM5:00(最終日PM4:00迄)

 

 

 

 

Written by staffk

2016/4/29 at 12:42 pm

倉鋪 悠 油彩画展

倉鋪さんといえば紺や黒の背景に写実的な花、

こちらの「アルストロメリア」や、案内状の「紫陽花」の様な作品が一番に思い浮かびますが、

ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」作品
アルストロメリア 0号

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ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」作品
紫陽花 31.5cm×33.5cm

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このたびはちょっとイメージの違う作品がちらほら。

ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」作品
ローズガーデン F3号

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ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」作品
潮騒  0号

 

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「まだまだ自分のスタイルが確立出来ていない。様々な描き方を模索している。」

哲学書を出版されている倉鋪さんらしく、ご自身のスタイルもどこまでも探求されるのでしょう。

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何とも言えない静けさと繊細な描写は健在。

木の葉の一枚一枚や波のひと筋ひと筋が、面相筆を使って丹念に描かれています。

ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」作品
奥日野  F6号

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ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」作品
春の海 42cm×91cm

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ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」会場

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少しシャイですが、根は気さくな倉鋪さん。 作品への想い、技法のこと、優しい笑顔でお話してくれます。

全会期中在廊されます。 ぜひ、声をかけてくださいね。

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倉鋪 悠 油彩画展
2016/4/21(木)~4/26(火)
AM10:00~PM6:00(最終日PM5:00迄)

ギャラリーあんどう「倉鋪 悠 油彩画展」会場

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Written by staffe

2016/4/22 at 5:14 pm

Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展

先の 2015年度 第100回記念 二科展 でイラスト大賞を受賞されたのが、まだ記憶に新しいまさきたかこさん。

受賞を記念した東京での個展を2月に終えられたばかりで、地元鳥取での凱旋的な展覧会です。

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2008年2014年に2Fdueで開催した「Sketch book -ball point pen illustration-」は緻密なモノトーンの世界でしたが、今回はボールペン等で描いた原画をパソコンに取り込み、着色し、ジクレープリントという技法で印刷した色鮮やかな作品。.

ギャラリーあんどう「Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展」会場4

ギャラリーあんどう「Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展」会場2

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会場の入り口を入ってまず目に入るのが、大賞受賞作品の「騒がしい街」。

雑居ビルを思わせるビル群の中に現れるはサファリの動物たち。

日常の風景の中に垣間見える非日常のイメージが、見る者の想像力を掻き立てます。

ギャラリーあんどう「Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展」会場1

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案内状にも使われた「空中落下」は。画面が迫ってくるよう。

前に立つと、その空間に取り込まれるような、不思議な感覚になります。

ギャラリーあんどう「Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展」会場2

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タイトルカードやプロフィールもまさきさんの制作です。

広告代理店でデザインのお仕事をされていた経験のあるまさきさん。

さすがのセンス。このあたりもお見逃しなく。

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Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展
2016/4/14(木)~4/19(火)
AM10:00~PM6:00

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ギャラリーあんどう「Parade パレード vol.2 まさきたかこイラスト展」会場5

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Written by staffk

2016/4/15 at 5:45 pm

安田みつえ銅版画展 -文芸誌「すばる」掲載イラストレーション作品-

2Fdue(デューエ)で開催中の「安田みつえ銅版画展-文芸誌「すばる」掲載イラストレーション作品-」。

文芸誌「すばる」に、3か月に渡り掲載されたイラストレーション作品を中心に、50点余りの小品を集めました。

ギャラリーあんどう「安田みつえ銅版画展」

ギャラリーあんどう「安田みつえ銅版画展」

 

安田みつえさんの作品は抽象的なものが多く、銅版画の、実に繊細な線と線が絡み合った作品からは、

まるで秘密の宝石箱を取り出してきた時のような、

心の奥にしまってある、なにか言葉にできない 懐かしいものがくすぐられるような、

そんな密やかさ、懐かしさを感じます。

 

ギャラリーあんどう「安田みつえ銅版画展」

モノクロの作品はもちろん、カラフルな彩色がアクセントのように付けられた作品まで、どれもとっても素敵。

展示にもひと工夫。普段ではあまりみかけない、2段に並べての展示です。

ギャラリーあんどう「安田みつえ銅版画展」

というのも、版画ということで 同じデザインの色違いの作品があり、あえて上下に並べてみました。

 

2Fdueの小ぢんまりした空間とダークブラウンの床。今展の世界観とよく合っている空間に仕上がっています。

ギャラリーあんどう「安田みつえ銅版画展」

会場へ向かう階段を上がりながら、不思議と感じる浮遊感。辿り着く先は、安田みつえさんの織りなす非日常的な空間。

皆さんも足を踏み入れてみませんか?

ギャラリーあんどう「安田みつえ銅版画展」

安田みつえ銅版画展
-文芸誌「すばる」掲載イラストレーション作品-
2016/4/9(土)~4/19(火)
AM10:00~PM6:00

 

Written by staffk

2016/4/11 at 4:30 pm

第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展

「第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展」、開催中です。

毎年、その年初めての展覧会を、植田さんの故郷であるこの鳥取で開催されています。

 

今展の新作は、ロウ抜き技法の弁柄(ベンガラ)釉の器。手の込んだロウ抜きの柄に、ベンガラの赤が効いた洒落た作品。

ギャラリーあんどう「第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展」会場

 

こちらは定評あるお馴染みの鎬(しのぎ)の器。

ギャラリーあんどう「第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展」会場

 

久しぶりに復活させた櫛描き(くしがき)の器。

b500.DSCN1014_0724

 

そして注目すべきは、ドット柄の器。植田さんご本人は自分らしくないからと、控えめな評価ですが、とても人気があります。

赤、緑、青の3色をかわいらしく配置。内側の深い緑がまたいいアクセントです。

ギャラリーあんどう「第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展」会場

 

植田禎彦さんの器は、様々な技法が駆使されていて、そしてとても手が込んでいます。

例えば、ロウ抜きをすると、釉薬を塗った部分は盛り上がってしまうのですが、植田さんは水洗いをしてから釉薬を重ねて、仕上がりがなめらか になるよう、ひと手間かけて作品を完成させておられます。

そんな作品を数作るのは実は大変な作業で、それができるのは、やはり、確かな技術と力強さを備えた植田さんだからこそ。

会期中、植田さんは常駐されていて、技法のお話など、気軽に答えてくださいます。

風に舞う桜の花びらもきれいな日和です。ぜひこの機会に、足をお運び下さい。

 

第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展
2016/4/7(木)~4/12(火)
AM10:00~PM6:00(最終日PM5:00迄)

鉄砂釉線紋俵壺
ギャラリーあんどう「第18回 波賀焼 植田禎彦 『陶』 展」会場

Written by staffk

2016/4/10 at 6:07 pm

2016・春 ラコンテ絵画作品展

「おはようございまーす!」

「なんだあ久しぶりだな」

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今朝の開廊前に、代表の山本さんと交わした会話です。」

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今日から始まった「2016・春 ラコンテ絵画作品展」。

年2回、春と秋に開催され、今展で9回目と、すっかりお馴染みとなりました。

こうなりますと、交わす会話もこんな風に。

距離が縮まった気がしてなんだかうれしくなった朝のひとときでした(^^)

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今展は、15号以下の作品に絞っての展覧会です。

メンバーそれぞれ3~4点、合計35点の作品が並びます。

画材も様々。油彩、水彩、アクリル、パステル、今回はクレパスや色鉛筆の作品も。

ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」会場.

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毎月1回の定例会で、定期的に絵を描かれているメンバーの皆さん。

同じ対象でも、画材や作風が異なると、また違った作品に仕上がります。

そんな違いを楽しまれてもいいですね♪

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それでは、お一人1作品ずつご紹介いたします。(50音順)

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
足立真由美 「バラ」 F10 油彩

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
岡田惇子 「ポピーⅡ」 F8 油彩

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
柏田正代 「インドの人」 F8 パステル

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
岸田佳子 「菜の花の土手」 F10 水彩

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
坂尾哲夫 「晩秋の街」 F15 アクリル

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
田中昭雄 「祈り-20・21C-」 F10 油彩

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
中本二一 「帽子の婦人」 F15 水彩

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
長谷公子 「365」 小全紙 クレパス

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
林裕見子 「エビとひまわり」 F10 水彩

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」作品
山本知司 「残雪の宝剣岳」 F10 油彩

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ここ数日急に温かくなって、袋川や久松公園の桜もあっという間に満開です。

週末はお花見も兼ねて、

ぜひお出掛けください。

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2016・春 ラコンテ絵画作品展
2016/4/1(金)~4/5(火)
AM10:00~PM6:00(最終日PM5:00迄)

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ギャラリーあんどう「2016・春 ラコンテ絵画作品展」会場

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Written by staffk

2016/4/1 at 5:02 pm