Archive for 4月, 2017
第19回波賀焼 植田禎彦『陶』展・よしざわ まろこ展 -空を見上げて-
数日前にパソコンが壊れました。
何の前触れもなく、突然画面が真っ黒に。
急遽調達した中古のパソコンと仲良くなるのに必死の今日この頃です。
というわけで、HPもブログも更新が遅れ、1・2Fとも会期が明日まで。
大急ぎでご紹介いたします。
1F会場で開催中は春の恒例、「第19回波賀焼 植田禎彦『陶』展」
鳥取市出身、兵庫県波賀町在住の陶芸家、 植田禎彦さんの個展。
大ぶりの花器から日常使いの食器まで、
確かな技と使いやすさに定評のある植田禎彦さんの新作展です。
毎回好評の茶道具、蓋物。
規則正しい 斫り が美しいポットセット。
滑らかなラインの片口。
昨年好評だった水玉シリーズにお茶碗登場。
第19回波賀焼 植田禎彦『陶』展
2017/4/25(火)~4/30(日)
AM10:00~PM6:00(最終日PM5:00迄)
2F会場は「よしざわ まろこ展 -空を見上げて-」。
この春看護師のお仕事を退職されたよしざわまろこさんが、在職中に作りためた作品を一堂に。
絵画・工作・陶芸・手芸・書・詩… 様々なジャンルの作品を工夫を凝らしたディスプレイで一つにまとめ、会場全体を作品に仕上げました。
チラシやポスターを千切って貼って描いた大作。
端切れを使ってお月様。
心が動いた時に浮かぶ俳句を色紙に。
工作や手芸も沢山あります。
よしざわ まろこ展 -空を見上げて-
2017/4/25(火)~4/30(日)
AM10:00~PM6:00 (最終日PM5:00迄)
本日は「鳥取市花のまつり」で若桜街道は歩行者天国。
露店やコンサートで賑やかです。
ゴールデンウイークのスタートダッシュに。ぜひぜひお出かけください。
長谷きみこ絵画展 私の心
「このたびは 長谷きみこ絵画展 「私の心」に
お越しくださいまして、ありがとうございます。
まず、なにより 心から感謝申し上げます。
振り返りますと8年ぶりの個展となります。
過去の個展会場へご来場くださいました皆様から
沢山のメッセージをいただき
感謝、勇気、やる気をいただきました。
その時のあふれる思いを抱きながら
今回の個展へと気持ちを運ぶことができました。
相変らずテーマが様々ではありますけれど
深い思いから湧き上がる力を借りて
色彩を表現しながら
出来上がった絵を見ていると
絵から 励まされてる自分が存在してることにも
気が付きました。
8年間のなかでの変化する日常は 何かしら
私へ 心の葛藤 原動力 癒し…を伝えてきます。
絵に打ち込むと 「ああでもないこうでもない」と
迷いが出現し、描けない時期もありました。
けれど、今回の発表で
この先の未来の私の方向がやっと見えてきました。
このような時期ではあるけれど
私の心が 「伝わるもの」になりましたら
幸いでございます。
ごゆるりとご高覧くださいませ。 長谷きみこ」(会場あいさつ文)
同時期に1F会場で作品展を開催中の絵画グループ「ラコンテ」のメンバーでもあり、
鳥取市内でご主人と写真館を経営しながら制作活動を続けておられる長谷きみこさん。
8年ぶりの個展にお友達や絵画のお仲間・お知り合いがお祝いに駆け付け、会場は終始にぎやかです。
色とりどり、様々な画材・画風の作品が約40点。
幻想的で温かな色彩が溢れる作品は、明るい歓談に負けない賑やかさ。
大輪の椿に感動して一気に描き上げた作品。
「この絵から一番パワーを貰いました。」
「笑う花」 F10 アクリル
自ら撮影したバラに顔料で点描し、コラージュした作品。
「目が疲れて眼科に駆け込みました。」
「世界にひとつ咲くバラ」 26×20cm
展覧会前、彼岸を迎えふとおばあさまのことを思い出して描いた作品。
「あのね」 28×21cm
猫好きな長谷さん。ネコをモチーフにした作品がいくつも。
「吾輩は猫である」 0号 アクリル
「ききの気持ち」 16×12cm
「絵を見て、温かい気持ちになったり、元気になってもらえたら何より嬉しい。」
と長谷さん。
新年度・新学期、何かと忙しい春。
明るいパワー一杯の会場で、バッテリーチャージ完了!です。
長谷きみこ絵画展 私の心
2017/4/19(水)~4/23(日)
AM10:00~PM6:00 (最終日PM5:00迄)
2017 第11回 ラコンテ絵画作品展
2012年春の第一回展から5年。11回目を迎えたラコンテ絵画作品展。
今回は新しいメンバー2名を加え12名の力作35点が並びました。
当番メンバーの解説を聞きながら、ゆったりと鑑賞。
風景・静物・人物・抽象
油彩・水彩・アクリル・パステル
各々の持ち味を大切に描かれています。
足立真由美 「雪」 F20 油彩
圓城寺温子 「卓上の静物」 F10 水彩
岡田惇子 「熊本の思い出」 F10 油彩
柏田正代 「青い水差し」 F6 パステル
岸田佳子 「夏の静物」 F10 水彩
坂尾哲夫 「渋谷にて」 F20 アクリル
高橋千寿子 「卓上の静物」 油彩
田中昭雄 「祈り-フクシマ-」 F20 油彩
中本二一 「卓上の花」 P20 水彩
長谷公子 「セピア色の中で」 F8 アクリル
林裕見子 「カニ」 F10 水彩
山本知司 「冬の立木」 F20 油彩
それぞれのペースで、楽しんで描かれていることが伝わってくる展覧会です。
ぜひお出かけください。
2017 第11回 ラコンテ絵画作品展
2017/4/19(水)~4/23(日)
AM10:00~PM6:00 (最終日PM5:00迄)
回 ~四人の描く力展~
鳥取市在住の若手クリエイター4名。
ボールペン・鉛筆・アクリル・・ 画材も画風も四者四様。
力のある作品が共鳴して、見応えある展覧会になりました。
それぞれの作品一点と会場の様子を紹介します。
まさきたかこさん。
ボールペンで緻密に描かれた羊。よく見ると花がびっしり。
「華メリーⅡ」 33×33cm
齋藤有希子さん。
綿布にアクリルで。穏やかな中に張り詰めた空気が感じられます。
「Untitled」 112×146cm
瀧順子さん。和紙の質感を生かして描かれた温かい画面に不思議なかたち。
「好意」 117×91cm
馬田太雅さん。
鉛筆だけで見事に描き出された水中からの風景。繊細!です。
「ドブ川の底から」 1825×75cm
会場にはメンバーが交代で在廊されます。
鳥取の実力派アーティスト4名。
今後益々の活躍に期待が高まります。
回 ~四人の描く力展~
2017/4/11(火)~4/17(月)
AM10:00~PM6:00最終日PM5:00迄
池本喜巳印画紙プリント展
「宮本博己 水彩画と木彫展」の淡い穏やかなムードから一転、2Fdueがピリッと都会的な空間に変身しました。
「ここに展示してある作品は、10年~20年以前にプリントされたものです。
カラーはフィルム時代、ポジフィルムからダイレクトプリントされた最高級クリスタルプリントで耐久性は抜群で、コーヒーをこぼしても水洗すればキレイになります。残念ながら現在は製造中止で現在あるのみです。
モノクロは、ジェラチンシルバープリント、つまり銀を使った印画紙で、現在200年前のものまで残っています。これもコーヒーをかけても水洗すれば元の美しさです。現在、印画紙は若干東京などでも売っています。暗室で写真家が個性的な技術で引き伸ばしています。
2枚と同じものはできない1点ものです。よろしければお求めください。」(会場あいさつ文)
希少な印画紙を使用したオリジナルプリント作品22点。
ジェラチンシルバープリントは映画のように美しく情緒的。 珍しいオレンジやシルバーの印画紙を使った作品、薬品着色が施されたアーティスティックな作品等々、多彩です。
カラークリスタルプリントは別世界の覗き窓のよう。輝くような美しさと空気感に引き込まれます。
「台風一過。空の雲は早く、素晴らしく演技をしていた。赤崎は名作の生まれる港。」(赤崎の雲)
「ブルータス ファッション撮影のため、植田正治と三宅島に行った。モデルはその当時一斉を風靡した双子のモデル。上田正治は「黒い砂丘だ」と言って喜んだ。」(三宅島)
作品には印画紙の情報と共に魅力的な解説文が添えられており、
解説を読んで作品の背景を味わいながらじっくり鑑賞することができます。
池本喜巳さんは「池本喜巳小さな写真美術館」で
鳥取県ミュージアム・ネットワーク連携事業「民工芸に魅せられて「因幡の匠」」を開催中のため、
4/15(土)・16(日)、週末の二日間しか在廊されませんが、
2館を巡っていただけば、平日でも池本さんにお会いすることができます。
ぜひ、春のミュージアム巡りをお楽しみください。
池本喜巳印画紙プリント展
2017/4/11(火)~4/17(月)
あとりえ欒 作品展 キルト日和vol.Ⅴ
昨日より1F会場で開催中の「あとりえ欒 作品展 キルト日和vol.Ⅴ」。
本日も千客万来。賑わっています。
3年に一度開催されている「キルト日和」。
これまでは秋に開催されていたためシックなイメージでしたが、
今回初めて春に開催ということで、春うらら、明るく優しい春のイメージで作品を制作されています。
手の込んだ様々なパターン・色・模様。18名のメンバーの見事な力作24点がならびました。
湖山町のBASARAさんによるお洒落なディスプレイも毎回話題に。
今回は「春の庭」のイメージで演出されています。
会期はたったの3日間。明日はもう最終日です。
袋川の桜も満開。
お花見とあわせて、春をお楽しみください。
あとりえ欒 作品展 キルト日和vol.Ⅴ
2017/4/7(金)~4/9(日)
AM10:00~PM6:00 (最終日PM5:00迄)
La Esperanza 2017 Spring Bag Collection Acqua Splendere -水辺の輝き-
La Esperanza(ラ・エスペランサ)展示会開催中の1F会場。
リピーター様との会話が弾んでいます。
La Esperanzaは倉吉市在住の完山実和子さんのオリジナルブランド。
2010年の秋から毎年、当ギャラリーで春と秋に新作展示会を開催してくださっています。
パリコレに参加された実力をお持ちの完山さんはバイタリティー溢れる魅力的な女性。
いつも洗練された作品とともに、元気と勇気を届けてくれます。
とっとりNOW今月号の”ここにこの人”は完山実和子さん。
小学生の頃からの夢を貫いた、完山さんの半生が紹介されていますよ。
さて、今回のイチオシ。
人気のA4収納トート”Luino”が淡いパステルカラーのラムエナメルレザーで登場。
ピンク・アクア・ラベンダー。繊細なエナメルラメが光をまとって気品が漂います。
美しさと使い勝手の良さ。細部まで心が配られたデザインにワクワク♪
他にも人気の定番はもちろん、存在感抜群のオリジナルプリントレザー作品をはじめ、
春の装いにぴったりなバッグが勢ぞろいです。
2014年から参加してくださっている東京在住のアクセサリー作家のお二人も来鳥。
こちらのイチオシ。
藤田順子さんのJ beadsからは、
しなやかなフリルと微妙なグラデーションが美しいラリエット。
宇田法子さんのLaFatinaからは、
フランスのヴィンテージビーズを使ったスクエアデザインのネックレス。
ほかにも完山さんのバッグにベストマッチなアクセサリーが沢山!
フランス直輸入の新作ストールもあるのです。
来週からは20℃を超える予報もちらほら。
さあ、新しい装いで颯爽と春の街に出掛けましょう。
La Esperanza 2017 Spring Bag Collection Acqua Splendere -水辺の輝き-
2017/3/30(木)~4/3(月)
AM10:00~PM6:00 (最終日PM4:00迄)